ラダー講座 特殊ユニット A/D変換(型式 A1S64AD)
 アナログをデジタルに変換するユニットです。
  電圧 DC−10V〜0〜+10V
  電流 −20mA〜0〜+20mA
 の範囲で使用可能です。
 ※この範囲に収まらない場合は、別途「変換器」を使用してこの範囲に収める必要があります。

 1CHの変換時間は20msで使用するCH分加算されます。(4CH全部だと80ms)
 ※使わないCHは「使用しない」にして時間の短縮をしましょう。

 通常はDC10Vで【分速 何m】など独自で設定した「単位」にする為に【係数】を掛けて
 使用することが多いと思います。

 仮にDC10V(分解能倍率 1/4000)で【分速 100m】とすると

 デジタル値4000で分速100mということは
 分速 100m÷デジタル値 4000=0.025(デジタル値1当り)
 0.025が係数となり、読み出したデジタル値×0.025が現在の分速というように使います。

 5Vの時であればデジタル値が2000で2000×0.025=【分速 50m】となります。
 型式は違っても三菱のA/D変換ユニットであれば大体同じ感覚で使用できます。
 オフセット・ゲインについては取り説をご覧下さい。

A1S64AD 1ch
解説
■1ch分のA/D変換回路です。
 CH1 ・・・ サンプリング処理を選択(平均はとらない)

 使用するCHに「1」を使用しないCHに「0」を設定します。
 サンプル回路では、CH1のみ使用なので「H0001」(16進数)となります。

 全CH共通になりますが、分解能の倍率設定を行います。
 ±10Vの場合では
           1/ 4000だと 1bit当り 10V÷ 4000=2.5mV
           1/ 8000だと 1bit当り 10V÷ 8000=1.25mV
           1/12000だと 1bit当り 10V÷12000=0.8333mV
 の処理ができます。
 サンプル回路では K3を書き込んでいますので、分解能倍率設定を 1/12000 に設定しています。

 A/D変換完了フラグの読み出しを行い、M0〜M3に展開します。(接点で使用するため)

 A/D変換完了フラグがONしていたらCH1のデジタル出力値を「D0」に転送します。
 ※この読み出した出力値に係数をかけて使用したい値に変換して使います。


 アラームの回路ですが、初期値書き込み時に出る異常ぐらいでプログラムミスが無い限り発生しません。
 デバックの最初ぐらいしか意味がないです。
 ※ハードの異常は X00 A1S64ADウォッチドグタイマエラーになります。


A1S64AD 4ch

解説
■4ch分のA/D変換回路です。
 CH1 ・・・ サンプリング処理を選択(平均はとらない)
 CH2 ・・・ 平均処理を選択 回数平均 10回
 CH3 ・・・ 平均処理を選択 時間平均 100ms(0.1s)
 CH4 ・・・ 平均処理を選択 時間平均 1000ms(1s)

 使用するCHに「1」を使用しないCHに「0」を設定します。
 サンプル回路では、全CH使用なので「H000F」(16進数)となります。

 CH1は平均処理をしないので時間・回数設定はなし。
 CH2は平均処理をするので 回数の「K10」  を書き込み。
 CH3は平均処理をするので 時間の「K100」 を書き込み。
 CH4は平気処理をするので 時間の「K1000」を書き込み。

 CH1にサンプリング処理「0」を設定、時間・回数は関係無し。
 CH2に平均処理「1」を設定、時間・回数は回数なので「0」を設定。
 CH3に平均処理「1」を設定、時間・回数は時間なので「1」を設定。
 CH4に平均処理「1」を設定、時間・回数は時間なので「1」を設定。

 全CH共通になりますが、分解能の倍率設定を行います。
 ±10Vの場合では
           1/ 4000だと 1bit当り 10V÷ 4000=2.5mV
           1/ 8000だと 1bit当り 10V÷ 8000=1.25mV
           1/12000だと 1bit当り 10V÷12000=0.8333mV
 となります。
 サンプル回路では K3を書き込んでいますので、分解能倍率設定を 1/12000 に設定しています。

 A/D変換完了フラグの読み出しを行い、M0〜M3に展開します。(接点で使用するため)

 A/D変換完了フラグがONしていたらCH1〜4のデジタル出力値を「D0」〜「D3」に転送します。


 アラームの回路ですが、初期値書き込み時に出る異常ぐらいでプログラムミスが無い限り発生しません。
 デバックの最初ぐらいしか意味がないです。
 ※ハードの異常は X00 A1S64ADウォッチドグタイマエラーになります。